2007年05月30日

魅惑のショートパスタ

今回はいよいよショートパスタの登場です。

螺旋、貝殻、耳たぶ、蝶、車輪、カタツムリ、などいろんな形をした
このショートパスタは、目を楽しませ、いろんな食感で楽しませてくれます。

イタリアではロングパスタより人気があり、各地にいろんな名物ショートパスタ
料理があるんですよ。(^^)

まさにイタリアを代表する食べ物と言っても良いんじゃないでしょうか。

ここでショートパスタの特長を簡単に。

1、形の違いで食感や味の違いを楽しめる。

2、筋やギザギザ、ねじれや空洞、すべてソースとのからみ具合を計算して
  作られている。

3、茹でるのが簡単。アルデンテにこだわる必要がなく多少茹で過ぎたくらいが
  むしろ美味しい。

4、良く噛みしめて食べる事により、粉そのものの風味を楽しめる。

と、まだまだいろんな良い所がありますが、とにかく一度作って食べてみて
その素晴らしさを実感してみましょう!!(^^)/

今回はペンネ・リガーテ。ペンネ(ペン先の形)をした、リガーテ(筋入り)
のパスタです。
そのペンネ・リガーテに旬のアジと夏野菜のズッキーニを合わせてみます。

”アジとズッキーニのペンネ・リガーテ”

魅惑のショートパスタ

魅惑のショートパスタ

<材料 2人前>

ペンネ・リガーテ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120g
あじ(中くらいの三枚卸し、中骨を抜いておく)・・・・・1尾
ズッキーニ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
アンチョビ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1枚
にんにく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1片
赤唐辛子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
パセリ(粗めに刻んでおく)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少量
トマトソース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150cc
オリーブオイル
塩、こしょう



作り方は続きを読むをクリック!!

=下準備=

たっぷりの湯に塩を1%加え沸かしておきます。

にんにくは縦に割って、芽を取ります。↓↓
魅惑のショートパスタ

包丁の腹で叩き潰して、香りを出やすくします。↓↓
魅惑のショートパスタ

アンチョビは細かく切って、↓↓
魅惑のショートパスタ

包丁の腹ですり潰しておきます。↓↓
魅惑のショートパスタ

こんな感じになります。↓↓
魅惑のショートパスタ

ズッキーニは縦半分に切り、↓↓
魅惑のショートパスタ

1cm幅に切ります。↓↓
魅惑のショートパスタ

下準備終了。↓↓
魅惑のショートパスタ


=仕上げ=

①フライパンににんにくとオリーブオイルを弱火にかけます。↓↓
魅惑のショートパスタ

②ペンネを茹で始めます。これがペンネ・リガーテです。↓↓
魅惑のショートパスタ

魅惑のショートパスタ

③にんにくが色付き始めたら、赤唐辛子を加えます。↓↓
魅惑のショートパスタ

④軽く塩、コショウしたアジを皮目から焼き始めます。
 テフロンのフライパンでない時は、皮目に軽く小麦粉をまぶして
 焼くとくっつきません。↓↓
魅惑のショートパスタ

皮目をしっかり焼きます。にんにくと赤唐辛子は焦げないように
取り出しておきます。↓↓
魅惑のショートパスタ

⑤皮目が焼けたらひっくり返して軽く焼き、
 フォークで良く潰します。↓↓
魅惑のショートパスタ

ズッキーニを加えます。↓↓
魅惑のショートパスタ

刻んだパセリの半量も加えます。↓↓
魅惑のショートパスタ

アンチョビも加えます。↓↓
魅惑のショートパスタ

にんにくと赤唐辛子を戻して↓↓
魅惑のショートパスタ

⑥トマトソースを加えます。↓↓
魅惑のショートパスタ

少し煮込んだら、パスタのお湯でソースをのばします。↓↓
魅惑のショートパスタ

この状態でパスタが茹で上がるのを待ちます。↓↓
魅惑のショートパスタ

⑦ペンネの硬さをみる。後で煮込む事を考え、少しだけ好みの
 硬さより硬めにあげる。↓↓
魅惑のショートパスタ

⑧茹で上がったペンネの水分を良くきり、↓↓
魅惑のショートパスタ

ソースに加え水分を調節しながら、軽く煮込む。↓↓
魅惑のショートパスタ

⑨塩、こしょうで味を調え、↓↓
魅惑のショートパスタ

残りのパセリを加えます。↓↓
魅惑のショートパスタ

⑩エキストラバージンオイルを回しかけ、良く混ぜます。
魅惑のショートパスタ

お皿に盛って、完成~!!(^^)/ ↓↓
魅惑のショートパスタ

<Point>

・アジは皮目をしっかり焼く事で、青魚の臭みを和らげ
 香ばしさを加えます。

・それでも気になる時は、アジだけ別に焼いて身をほぐして
 加えても良いと思います。

・ペンネのような太めのパスタはソースと一緒に少し煮込む事で
 ソースとのからみが良くなり、味も馴染みます。

・パスタの硬さは好みで調節して下さい。


ショートパスタにはいろんな種類があります。↓↓
魅惑のショートパスタ

これは、パッケリというパスタ。面白いでしょ?↓↓
魅惑のショートパスタ

魅惑のショートパスタ

今回は魚介とあわせましたが、肉系のソース(ミートソース)など
とも良く合います。

みなさんもこれを機会に、いろんなショートパスタにチャレンジ
してみて下さい。(^^)/

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この記事へのコメント
ショートパスタってイタリアでは
そんなに人気なんですね。

それにしても、アジとズッキーニのペンネ・リガーテ

美味そうですね。
Posted by いのっち at 2007年05月30日 22:50
いのっちさんこんにちは。
麺類、特にロングパスタを好むのは日本人の特長ですが、本当にパスタの味を味わうという意味ではショートパスタの方が適していると僕は思います。
後は、旬の食材をその一番美味しい季節に味わう。
パスタのみならず、すべての料理にとって大切な事ですね。(^^)/
Posted by chef at 2007年05月31日 00:21
ショートパスタって呼ぶんですね
私は普通(?)のよりもこっちの方が好きです
あとタリアテッレ!!
ショートパスタの種類が思ったより多くてびっくりです
Posted by sima at 2007年05月31日 01:11
simaさんこんにちは。
ショートパスタは何種類あるかわからない程いろんな形があって、とっても奥深いんですよ。
そんな所にも、イタリアのパスタに対する想いとユーモアが現れているんじゃないでしょうか。
タリアテッレも良いですね。
また、機会があれば紹介したいと思います。(^^)/
Posted by chef at 2007年05月31日 01:37
またまたおいしそ~ですね~(*^_^*)
ペンネは好きで、グラタンにマカロニの代わりに入れたり、トマトソースであえたりしてます。
魚でパスタは生臭くなりそうで作ったことなかったので、挑戦してみます
鶏肉のソテー!作ってみましたよ!(=^▽^=)
ジャガイモ入れて、マッシュルーム高いんでエリンギで。すごくおいしくて好評でした!
Posted by あきなみまま at 2007年05月31日 09:41
ペンネ最高ですね。あの食感が、でもペンネはやっぱりお懲りんぼうのアラビアータでしょ。グラタンといえばスパゲッティをいれたグラタンも美味しいですよね。今度紹介してください。
Posted by Caccatora at 2007年05月31日 09:46
あきなみままさんこんにちは。
鶏肉のソテー、美味しく出来たみたいで良かったです。(^^)
ペンネも是非頑張ってチャレンジしてみて下さい!!(^^)/
Posted by chef at 2007年06月01日 01:20
Caccatoraさんこんにちは。
ペンネ・アラビアータは代表的なペンネを使ったパスタですね。
グラタンかぁ~。
お恥ずかしながら、我が家にはちゃんとしたオーブンが無いんですよね~・・・。
トースターでやってみようかな~。(^^)
Posted by chef at 2007年06月01日 01:25
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